年に1回の会社でのストレスチェック。
ある程度の規模以上の会社に勤めている人は、受けている人も多いと思います。
今年のストレスチェックで私は、高ストレス者と判定されました。
質問内容に対して、素直な気持ちをそのまま回答していったら、高ストレスになっちゃいました。質問の内容は5択で、「こちらの回答したら、高ストレスって出ちゃうだろうな」って明らかに分かります。だから、意図して高ストレス判定を出したともいえますがね。
でも、いいんです。こういうのは素直な気持ちで回答すれば。
で、問題は、高ストレス者は会社の産業医の面談を勧奨されること。
産業医面談を受けると、自分の所属する部門の部長や課長など、上司に自分の情報が筒抜けになるのではないか?という心配。
実際のところどうなのか?
私は、多少は心配しましたが、面談を受けることにしました。
ちなみに、ストレス満点なら、今日から会社に行かずに辞めてしまう方法もあります。下記のサービスです↓
ストレスチェックを受けた人のうち、どのくらいの人が産業医面談を受けているのか?
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だから、高ストレス者と判定されても面談を受けない会社員が多いみたいです。
私がネットで調べた数値は以下のようでした。
ストレスチェックを受けた人のうち、高ストレス者と判定されるのは約10%とのこと。
その高ストレス者と判定された人のうち、産業医面談を受けるのは約0.5~1%とのこと。
つまり、ストレスチェックを受けた100人のうち、たった1人程度しか産業医面談を受けていないのが現実のようです。
私は、その1%に入ったってことですね。
レアな人材になれて光栄ですって感じです。
では、ほとんどの人が、なぜ面談を受けないのか?
それは、面談を受けることで、産業医から会社側(上司)へストレスチェックの結果の情報提供がされることになるからです。
実際、私が産業医の面談を申し込んだときに、
「面談を申し込むと同時に、会社へストレスチェックの結果を報告することに同意したことになります」
っていう同意書を書かされました。
面談を受ける = 会社にばれる可能性が発生する
この覚悟は持っておく必要ありです。
ネットで調べた限りは、いちおう建前上は会社側に個人を特定されるようなことはないように配慮されると書いてあります。でも、実際のところ、
「誰が高ストレス者で、どんな判定だったのか?」
といった内容が上司に筒抜けになってしまう可能性はゼロではないはずです。
ネットの情報はこうです。
引用:https://jinjibu.jp/qa/detl/67301/1/
まず前提として面接指導の内容については本人の同意がなければ上
長には知られません。 そのことを本人に伝えて安心してもらうことが大事になります。
また産業医面接は決して特別なことではなく、一般的な健康に関する相談等を含めて気軽に相談できる窓口だとい うことを全社的に周知するのがいいと思います。
もう1つ。
引用:https://business.rizap.jp/column/372/
面談の冒頭で、医師は面談者に対して、
面談で得た個人情報を保護することを伝える一方で、 適切な対処を求めるために事業者へ報告することを伝え、 同意を得ることが必要です。 同意が得られない場合は面談を行うことができません。
自分が産業医面談を受け、どんな内容を相談したかを上司に知られるリスクを最小限に抑える方法はあると思います。
面談を受ける前に産業医側にくぎを刺しておくのです。
高ストレス者と判定されて、会社や上司にばれるリスクを最小限にして産業医面談を受ける方法
リスクを減らすために、面談を受ける前に産業医や産業医面談を手配してくれる担当の人にこのように断っておけばいいです。
- 今の業務を前向きに続ける意思がある
- 上司に知られることで、今の状況を悪化させたくない
- 職場の環境や人間のせいではない
- あくまで、自分自身の問題を相談したい
と言っておくことで、むやみに所属部門の人間へ私のネガティブな情報が伝わることを最小限に抑えることができると思っています。
もちろん、どこまで産業医側の人を信用していいかは分かりません。
だって、産業医ってどこからお金をもらっているのかを考えれば分かります。会社がお金を払っています。だから、産業医は会社側の人間であると考えるのが普通です。
信用しすぎるのは注意。
でも、だからといいって産業医の面談の機会を与えられたのなら、私は躊躇せずに受けるべきだと思います。
なぜなら、仕事に関連した高ストレスと判定されたんだもの。今の仕事でストレスを感じているんだから、万が一、上司にそのことがばれてもよくないですか?って話。
上司にばれて、自分が異動されることになったとしても、それはむしろラッキーではないのか?
高ストレスのかかる職場にいるくらいなら、異動して環境を変わるのはいいことかも。
そう考えれば、所属部門の上司にばれるなら、ばれてもいいやん。っていうくらいの気持ちで産業医の面談を受ければいいんです。
ストレス満点で会社を辞めざるを得ない状況の時は?
もし、ストレス満点で精神病みそうであれば、会社を無断で辞めてしまうというのも最後の手として残っています。
それが退職代行という手段です。
今の時代、下記のサービスがあります↓
自分がつぶてしまうくらいなら、その前に辞めてしまうのが正解です。
会社ごときで、自分の心がつぶれてしまうのは超バカバカしいからです。
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