3相モータの1つの相電圧の時間を測定しモータの回転数を求める方法と計算式

3相モータの1つの相の電圧波形を観察することでモータの回転数を求める方法を説明します。

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3相モータの1つの相電圧の時間を測定しモータの回転数を求める方法と計算式

まず、3相モータの1相の電圧は正弦波形(sinusoidal waveform)を持っています。この正弦波の周期をT(秒)とします。

相電圧波形の周期の測定:

オシロスコープやデータロガーなどを使用して、モータの1相の電圧波形を測定します。
波形から1周期の時間Tを測定します。

周波数の計算:

この周期Tから、電圧の周波数f(ヘルツ)を次のように計算します。

f =1 / T​

モータの回転数の計算:

3相モータの極数をPとすると、モータの回転数N(rpm)は次の式で求められます。

N =(120×f​ ) / P

ここで、

f は電圧の周波数(Hz)
P はモータの極数(通常、2極、4極、6極など)

注意点:

実際のモータの回転数は、この計算値よりも若干遅くなることが一般的です。これは、モータのロードや摩擦、他の要因によるものです。

モータの極数や仕様に関しては、モータのデータシートやカタログを参照してください。

この方法は、センサレスでモータの回転数を測定したいときなどに役立ちますが、高精度な測定が必要な場合は他の方法やセンサーを検討することが望ましいです。

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