最近、ブログや YouTube などでインフルエンサーと言われてるような、個人事業主のような人がよくコメントするのが
「サラリーマン(会社員)の通勤時間は人生の無駄」
「満員電車(バス)で朝から体力・精神消耗してどうするの?」
など、サラリーマンに対して上から目線で情報発信をする人が多くないでしょうか?
でも、会社員やっている立場からいうと、
「そんなん分かってるわ!でもしょうがないやんけ」
ていう話です。
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個人事業の人たちは、サラリーマンとは対極にいる人。そういう方の主張です。
サラリーマン・会社員でやっていくと決めた人にとっては、個人事業者が発信する「通勤時間ムダ」コメントはうざいだけです。
それを鵜呑みにして、
「サラリーマンの自分は駄目だ。情けない」
と悶々としながら、この先何十年も会社員生活をすることこそ、本当に時間の無駄なので、この記事を書いています。
本記事の動画版はこちら↓
目次
サラリーマンには通勤時間が必要なのは仕方がないこと!引っ越しには大きなデメリットもある
だって、仕方がないやん
というのが今回の結論です。
もちろん、独身で身軽な立場ならば、
自由にお金も使えるし、引っ越しもできるでしょう。
でも、家族がいる人、子供がいる人、子供の学校の関係で気軽に引っ越しなんてできないですよね。
特に、小学校、中学校のお子さんがいる場合は、むやみに子供を転校させるのはかわいそうですしね。
幼稚園や保育園なら、どこへ行ってもそんなに変わんないし、まだ子供同士の友達付き合いができる年齢でもないので、転園しても問題はないでしょう。
また、高校生以上になると、少々自宅と学校が離れても、自分で電車やバスで長距離通学すればいいだけのこと。ですから、引っ越しするのもそんなに問題とはならないかもしれません。
でも、小学校・中学校の子供がいれば、むやみに引っ越しするのは得策ではありません。
あと、引っ越し費用がかかります。
引っ越し費用は馬鹿にならないです。
まず、引っ越し屋に頼む料金。家族帯同だと、10万を下ることはないでしょう。20万、30万はかかってしまいます。
また、新しい賃貸契約をする場合、敷金・礼金が必要です。
礼金・敷金で、家賃の1ヶ月分ずつだとします。
家賃10万円のところに住むと、それだけで20万円必要です。
また、不動産会社に仲介手数料が必要。さらに1ヶ月分取られます。
30万、40万は簡単に飛んでしまいます。
一方、マンションや一軒家を既に購入している方は、そもそも引っ越しができないですよね。
もう身動きできない状態。
これをインフルエンサーと言うか、独身で身軽な自称「情報発信者」は、批判をします。
「何かあった時に身軽に移動できないので、固定資産であるマンションや住宅を買ってしまうのは馬鹿だ」
とか。そう言ってる人いますけど、それは自宅を持ってない人が立場的に言えること。
既に自宅を持っている人はもうどうしようもないことです。だから、そんな気分の悪くなることを言う人の意見は無視しましょう。ストレスが溜まるだけです
あと、会社の近くは家賃が高いことがほとんどではないでしょうか。
だって、会社の大半は、都心部に集中しています。
ほとんどの人にとって、会社の近くに住むとは、都心部に住むことになります。なので、家賃が高くなってしまうでしょう。
通勤時間が長いデメリットも、サラリーマン・会社員は十分に分かっとるわい!でも、メリットもある
っていう話。
- 満員電車で体力と精神消耗
- 朝は早く家を出ないといけないし、帰りは遅くなるので、家族との時間を過ごす時間が少ない(実際に、首都圏が勤務地で、埼玉県にお住まいの人は家族と過ごす時間が全国平均より少ないというデータもあります)
でもサラリーマンだったら諦めましょう。
「通勤時間が無駄だから、会社の近くに引っ越そう」
そんな身軽なことできないですよね。だからそんなのは仕方がないことと諦めるのです
でも、こう考えれば自分も納得できるし、ストレスもたまらないと思います
それが、
長時間通勤では、大量のインプット出来るメリット
もちろん通勤時間でスマホゲームやってたら無駄ですよそれは人生の浪費です
そうではなくて私が実際片道1時間45文のスキンを2年間していた時に行っていたことですこれは本当にオススメできます
大きく分けて長時間通勤の間に大量のインプットまたアウトプットをすることです
インプットについて
これは何をするかと言うと、
- 大量の本を読むこと
- 語学の勉強が必要であれば語学の勉強をすること
- YouTube で自己啓発、仕事に役に立つ知識情報を仕入れること
これを通勤時間にやるのです
今の私は、通勤時間が約30分になりました。2年前、地方都市へ転勤があったので、たまたま通勤時間が短くなりました。でも、その前は、片道1時間45分。
過去の長時間通勤と今の通勤の違いを比べると、今は、明らかに読書の時間、本を消費する量が大幅に減りました。
これは短時間通勤になったデメリットと思っています。
長時間通勤時の方が大量に本を読めました。これは大きなメリットと思います。
補足:図書館の本でもOK
※補足ですが、本を大量に読むと本を大量に買わないといけないという問題があると思います。でも、今は図書館でもビジネス書は充実しています。図書館に置いてあるなら図書館の本をどんどん予約して借りればいいと思います。
今は、スマホで本の予約ができる自治体が多いと思います。
なので、そんなに時間をかけなくても図書館の本を借りることができます。
※またちなみに「自分の身銭で本を買わないと、自分の身につかない」
ととか、多くの著名人がいいますが、気にしないでよいと思います。あくまで、ポジショントークと割り切りましょう。
図書館の本で読んでも知識は十分に身につきます。
図書館の本を読むメリットもあります。図書館の方は、大体貸出期間が2週間ですよね。「2週間以内に借りた本を読もう」という時間の制限があるので、本を読むモチベーションに繋がります。
本を買ってしまうと、「いつでも読める」と思って、机の上に放置しておく人も多いと思います。
逆に、図書館の本の方が限られた日程内で読むので、自分の身につくということもあると思います。
とにかく、文化人やインフルエンサーとか言っている人のポジショントークに完全に感化されないように注意することが必要だと思っています
長時間通勤を使って、大量のアウトプット
また長時間通勤を使って、アウトプットも大量にできます。
せっかく通勤時間で大量の本を読んだり、
YouTube で必要な知識を身につけたりしたら、
それをアウトプットするのです。
では、どこにアウトプットするの?
という話です、それはブログ、そして YouTube です。
私の場合、2017年から2019年はブログを中心にやってきました。情報発信いうと、なんだからたいそう偉そうなことをやっているように聞こえますが、
自分の書きたいことをガンガン、ブログに書いていくっていう作業です。
私のブログの一例↓
じゃあ、電車の中でどうやってブログを書くの?
っていう話です。
もし、運良く電車の座席に座れる状況であれば、
携帯型のキーボードを使ってブログは書けます。スマホとキーボードをブルートゥースで接続すれば簡単です。
2000円を切る価格で購入できます↓
スマホの画面を見ながら、小さなキーボードをカタカタと叩くのです。
携帯型の小さなキーボードであれば小さいので、隣の席の人に肘が当たって、迷惑かけることは比較的少ないと思います。
肘が当たるとこんな迷惑なことがおきますからね↓
電車で肘をよく動かす(張る)隣でスマホをいじる人への対策・対処方法
または、非常にコンパクトなパソコンを買ってブログを書くのもありです。
台湾製のコンパクトなノートPCだと、3万円~4万円で買えます↓
今の私は、ASUS製の3万円のノートPCです。こんな安いPCでも、十分にブログを書いたり、Youtube撮影が出来ます。
一方、満員電車で、座席に座ることはできないという人は、ブログ記事を書くことは諦めます。
大事なのは、
「できないことに対して、しょうがないなと割り切ること」
です。
座れない時は、
スマホを使って、ブログ記事の記事構成を練るのです。
スマホの Gmail の画面やメモ帳、何でもいいのですが、
スマホのテキスト画面に、ブログで書く内容を箇条書きで、ポンポンとメモを書いていくのです。
これをすることで、自宅に戻ってからは、ブログ記事をひたすら書くだけです。自宅での作業スピードが格段に上がります。
ブログ記事作成で時間がかかるのは、
- 何のネタを書くのか?
- タイトル作りは何にするか?
- 文章の構成はどうするか?
です。
これらの作業で、ブログ作成作業全体の7割くらいの時間を取られるでしょう。
この7割の作業を電車でやってしまうのです。
自宅に帰ったら、その内容に従って、
キーボードをカタカタと打って記事を書くか、音声入力でペラペラとしゃべって文字起こしをしてブログをアップするだけです。
あと最近だと、ブログではなく、YouTube 投稿をしたい人も多いと思います。ブログが億劫であれば、YouTube投稿するっていうのもありです。
Youtube投稿であっても、作業内容は、基本的に上記のブログ作業のやり方と同じです。電車で出来ることは電車でやってしまい、自宅に帰ったら、Youtubeの音声収録をするだけをやればいいのです。
まとめ:長時間通勤でもしょうがないと諦め、通勤時に出来ることをやる
そんなことをしているとあっという間に長時間通勤の時間は過ぎると思います。
私も、片道1時間45分の時、本一冊にはまると、あっという間に時間が過ぎたのを体感しました。片道の通勤時間で、一冊の本が読めちゃいます。
特に、アウトプットしている時間(ブログの記事書いたり、構成を練ったり)は、
もっと時間が過ぎるのが早いと思います。
何か生産的なことをして過ごしていると、長時間通勤を苦痛に感じる度合が小さくなると思います。
仮に、自宅が会社の目の前にあったとしても、自宅に帰ったあと、
どうせ
- ダラダラとテレビを見たり、
- ネットでどうでもいいニュースのネットサーフィンしたり、
- SNS 見たり
しているくらいであれば、
電車やバスの中で、ブログや YouTube で情報発信をする準備をどんどんやった方が、自分のためになると思います。
今後、自分がお金を稼ぐことにもつながりますしね。
会社員の通勤時間が長いのは仕方がないこと。
自分で会社の勤務地を選べるわけでもないし、家族がいらっしゃれば気軽に引っ越しをすることだってできないはず。
引っ越しにはお金もかかります。
だから、自由に生きているサラリーマンではない起業家(個人でやっている、自称:情報発信者)の言葉に感化されるのはやめましょう。
「通勤時間が長いから人生損している。どうしよう、どうしよう」
と悩むのはやめましょう。
通勤時間であっても、無駄なことに時間を費やさなければ、それは無駄な時間にはなりません。