ITエンジニア(SE)は転職サイト・エージェント以外からの就職先も考慮すべき理由

エンジニアが転職する時、どうやって転職先を選ぶのが良いでしょうか。

通勤電車に乗っていると、扉のところに、DODA とかリクルートナビとか、そういう広告が貼ってあります。そういうところから

「転職考えてみようかな」

と頭の片隅で思った方もいると思います。

ただし、そういう転職エージェントを利用した転職方法というのは、実は選択肢の1つに過ぎません。

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この記事では、転職活動を本格的に始める前に、どのような転職方法があるのかを整理しておきたいと思います。

私はまだ、新卒で入社した会社に18年間勤めていますが、実は転職活動自体はひそかにしてきました。転職関連の書籍で勉強した経験もありますので、その内容も含めて書いていきます。

結論を先にいうと、

あらゆる手段を使って転職活動をした方がよい

ということです。

なんでこんなことを話しているかというと、、

転職サイト・転職エージェントは、転職手段の1つに過ぎないことを知っておくことが重要

最初に一番重要なことを言っておきます。

転職エージェントは、別に転職希望者のこと、人生を最優先に考えて転職先を選んでくれるとは限りません。

むしろ、転職エージェント側の都合で、とにかく早く転職させたいと思っていると思っておいた方がよいと思います。

転職エージェントの利益構造からして、仕方がありません。

転職エージェントは、1人を転職させると、採用した企業から報酬を得られるからです。

また、ここで重要な点は、

転職者が企業と契約した年収が高いほど、転職エージェントに入るお金が多い

ということ。つまり、転職者の適正がどうとかは二の次で、

年収が高いところに、早く転職させたい

というのが転職エージェント側の本音であると思っておいた方がよいでしょう。

ただし勘違いして欲しくないのは、何も転職エージェントが悪い、転職エージェントの担当者が悪いという訳ではありません。転職エージェントの利益構造が上記のような仕組みになっているから仕方がないのです。

まず、転職する手段を整理しておこう

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

という本が非常に参考になりますので、ここで引用させて頂きます。

転職の手段は大きく5つあります。

  1. ヘッドハンティングを受ける

  2. 転職エージェントに登録し、紹介を受ける

  3. ダイレクトリクルーティング型のサービスを使う

  4. SNSのマッチングサービスを使う

  5. 直接応募または友人から紹介してもらう

147ページの引用

転職は、必ずしも転職エージェントに登録しないとできないわけではない

このことさえ頭に入れておけばよいでしょう。

4や5に書いてあるように、

自分で転職希望の業界、企業のホームページにアクセスして探す。企業研究をし、

「あ、ここの会社で仕事してみたいな」

と思ったら、会社の採用ページを通じて直接問い合わせてみる。

採用の募集がなくても、問い合わせフォームと通じて、企業と直接コンタクトを取ってみる。

こういう方法も立派な転職活動です。

相手企業からの返答がなかったり、「今は採用を考えていません」と返事が来ても構いません。こちらに何も損害はありませんので。

また、今の時代、SNSや個人のブログ経由で転職先が見つかる可能性もあります。

これは私も経験があります。私のは雇用契約を伴う転職ではありませんが、SNSやツイッターを通じて複数のお仕事をいただいています。

証拠をお見せしますね↓

私の別サイトでの実績

私が運営する別のサイトです。

私の場合、ライティングの記事作成の仕事です。雇用契約を結ぶわけではありませんが、単発の雇用契約ともいえます。

リピートで記事作成を頂いている企業さんもあり、1回限りではない人間関係を築くことができています。こうやって地道に人間関係を構築していると、また別の仕事を頂いたり、将来、転職するときに助けになる可能性があるかもしれません。

何が言いたいかというと、個人のSNS(ツイッター、Facebook)、ブログはバカに出来ないということです。

もう一つは、知人友人から紹介してもらう。

これもあながちバカに出来ません。

意外と多いのではないでしょうか。

私が勤める会社は、ここ数年でリストラを大量にしました。私の身近に、リストラされた人(早期退職を自ら選んだ人)が沢山います。

で、その方たちの再就職先はどうやって探したか?

もちろん、再就職支援会社を通じて就職する人も多いです。

でも、意外と人づてで転職している人も多いです。

どんな人が人づての転職をしているかというと、特に40代、50代の人。

これまでの人脈を通じて転職しているんです。

人づての場合、これまでの経験を買われているので、似たような業界、業種の仕事を紹介されている方が多いです。

私がいる会社から辞めた人の場合、組み込み系の仕事です。

20代、30代だと自分のスキルで真っ向勝負、あるいは、若さを買われて企業がポティンシャルを見込んで採用してくれる可能性はあります。

一方、40代以降になると、技術・スキルだけでは採用に繋がらない可能性が高くなってきます。同じようなスキルだったら、やっぱり若い人が採用されます。給料のベースも低いですし、会社として若い人の方が扱いやすいはずです。

でも40代以降には技術・スキル以外の武器があります。それが、これまで培ってきた人間関係。これまで誠実に仕事をしてきて、信用残高を貯めた人であれば、人を通じて再就職先を紹介してもらうチャンスが広がります。

ここまで、自分で開拓、SNSやブログ、人脈を使って転職先を探す話をしてきました。ただし、この方法の弱点は、時間が掛かるということです。長期的な目線で転職活動をするならば問題ないです。いつか巡り合うチャンスが来るまでは構えられる人です。

一方、今すぐにでも転職を探したい、探す必要に迫られている場合、そんな悠長なことを言ってられません。

そんな時は、結局は、、、

短期間で効率的に転職先を見つけたい時は、やっぱり転職サイト・転職エージェントも活用する

並行して、転職サイト・転職エージェントへの登録もやっておくのがよいです。

私の主張は、

色んな転職手段があることを知っておくことが重要

ということです。

いち手段として、転職エージェントも当然登録しておく方がチャンスが広がります。

では、IT系、システムエンジニアなどの技術系の方はどの転職サイト・エージェントに登録するのがよいのでしょうか。

結論をいうと、まずは下記の大手転職サイトの登録からやっておくがよいです。

というのも、まずは幅広く情報収集をすることが重要だからです。そのために、まずは大手は登録しておくべき。

エンジニア向け転職サイト・転職エージェントでまず登録しておくべきところ

最大手なので紹介案件多いです。悩まずまず登録しておくのがよいでしょう。

IT/インターネット業界に強いエージェントなので、こちらも登録しておくとよいです。

まずはここに登録し、転職活動をスタートすればよいでしょう。

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良い転職エージェントの5条件

ここで転職エージェントを見極めるために必要な「良い転職エージェントの5か条」をお伝えしておきます。

先に紹介した書籍「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」にこう書いてありました。

  1. どこが良かったか入社する上での懸念点はどこかをフィードバックしてくれる。(こちらから、懸念点は何ですか?と聞くこと)

  2. 案件ベースでの良い悪いではなく自分のキャリアにとってどういう価値があるかという点でアドバイスをくれる

  3. 企業に、回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる

  4. 他にいい案求人案件はないですか?という質問に粘り強く付き合ってくれる

  5. 社長や役員人事責任者などとの強いパイプがあり彼らとの面接を自由にセットできる

「このまま今の会社にいていいのか 転職の思考法」 121ページ引用

この点を頭に入れて、まずは行動することが重要です。

どうしようか?

と頭で考えているだけでは先に進みません。

行動すれば、

「よし、転職しよう!」

と決断出来るかもしれないし、

逆に、

「やっぱり今は転職せずに、もう少し今の会社で頑張ってみよう」

と納得することになるかもしれません。

それは行動しないと分からないことです。

転職サイトは、最初の1回登録するだけで、あとはメールからの連絡で情報収集をすることが出来ます。気になった会社があれば、応募するかを考えればよいです。

登録は5分くらいですぐに出来ます。まずは行動です。無料ですので、登録しない理由はどこにもありません。

エンジニア向け転職サイト・転職エージェントでまず登録しておくべきところ

最大手なので紹介案件多いです。悩まずまず登録しておくのがよいでしょう。

IT/インターネット業界に強いエージェントなので、こちらも登録しておくとよいです。

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ソフトができて、ハードもそこそこ分かるっていう人になれば、

仕事の幅が広がります。言い方を変えると、今の職場環境を変えたいなと思っても、

比較的転職しやすくなります。

では、組み込み系、電子、電気系のエンジニアの求人は、具体的にどんな人材が求められているのか?

そこから情報収集するなら、製造業に特化したエンジニア向けのメイテックネクストが情報が豊富で助かります。

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