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小学生や中学生のお子さんと一緒に、
親子で電子工作を楽しむならこちらの本が参考になります。
「エレクトロニクスラボ もののしくみがわかる18の電子工作」
私は、親子で作るというより自分自身の勉強のためにこちらの本を読みました。
組込みシステムのエンジニアとして、ソフトウェア開発を中心に仕事をしています。
ソフトウェアといっても、組み込みなので、だんだんとハードウェア、電子回路の知識がないと話についていけないというの感じていました。
ということで、今は電子回路の本を読み漁っています。
その中の1冊が、今回取り上げたもの。
親子で電子工作をする人には当然役に立ちます。
でも、電子工作を実際にやらないエンジニアであっても、
電子回路の中身を理解するために、さらっと読むだけでも意味があると感じた一冊でした。
著者の若林健一さんは、子どもたちとプログラミングを楽しむコミュニティ「CoderDojo」を奈良で運営されている方。
奈良かー、私も昔4年間住んだことがある土地。懐かしいな~。住み心地抜群だったので、人生のうちもう1回住んでみたい場所です(個人的な話)
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電子工作を始めるうえでの安全対策・注意事項が詳しく書いてある
本書の内容は、
電子回路の勉強や電子工作を初めてやる子供でも理解できるように、優しく説明が書いてあります。
本書の前半は、ハンダゴテの使い方とか、電子工作で必要な部材がどのような役割を持っているかなど、基本的な説明が書いてあります。特に、やけどやケガをしないために、安全に注意して電子工作をするのに必要なことに重点が置かれています。
子供がこれから電子工作を始めるに場合は、よんでおいたほうがいい内容が書かれています。
当然、大人であっても、電子工作の初心者の方も、前半のパートは役に立ちます。つまり、組み込みソフトのエンジニアも読んでおくと役に立つ内容です。
18の電子工作の手順はもちろん、メカニズムや回路構成も理解できる
本書の中盤以降は、本のタイトル通り、18の電子工作の作品の作り方の手順が書かれています。
見るだけで、結構難しいです。
ペットボトル船とか、金属探知機とか。
面白そうだなとは思いますが、実際に部品を1から買い集めて、自作をするのはなかなか大変そうです。
子供だけで作成するのは結構大変じゃないでしょうか。親子で、お父さんと子供が一緒に電子工作を楽しむのにはぴったりだと思います。
私自身は、本書の活用法は、組み込みソフトのエンジニアとして電子回路の知識をしっかり身につけたいという思いから読んだ本です。
本書で役に立ったのは、
18の電子工作作品について、動くメカニズム、電子回路、取り扱っている部品について書かれた解説の箇所です。
まとめ
電子工作の作業はせず、電子回路の知識を身につけるために読むだけでも十分に意味がある一冊でした。
本書が発売されたのは、2020年10月。この記事を書いている2020年12月現在、最新の書籍だと思います。取り扱っている内容も新しいので、電子工作の最新情報が書いてあるのも、本書をおすすめできる理由です。
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