組み込みエンジニアって楽しいし面白い仕事って本当?文系出身で20年間仕事してきた私が思うこと

組み込みエンジニアの仕事って楽しく面白いの?

組み込みエンジニアとか、組み込みソフト

をネットで検索すると、

「組み込みエンジニア やめとけ」

「組み込みエンジニア つまらない」

「組み込みエンジニア 辞めたい」

とか、ネガティブな言葉がよく出てきます。

組み込み系エンジニアをやってて、面白いなって思うときとは?

って話。

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組み込みエンジニアは確かに開発途中は苦しい

まずは書籍から。

組込みエンジニアの教科書

にこんな記述があります

引用します

3ページ

組込みシステム開発者は、仕事にやりがいを持ちポジティブに開発を仕事にしている人が多いとの調査結果があります。

ものづくりとして目に見えて物理的な製品が完成し、

お客様や利用者に使ってもらえている姿を見ると感動します

ここに集約されますね。

仕事として与えられた仕事をただ単にこなすというだけでは面白くないかもしれません。

どんな仕事でも共通の話ですが。

組み込みエンジニアの場合、面白くないというより、

きついですよね。

華やかさはない。

地味ですよ地味。

すんなりとものが動いて、バグもなく、すんなりと開発が進めばストレスにはならないけど。

でも、ハードとソフトを組み合わせて、正しく動かすって、そうそう簡単じゃない。

まず、不具合の原因がハードにあるのか?

ソフトにあるのか?

それとも、ハードとソフトの組み合わせで起きている現象なのか?

の切り分けが大変。

そんなところに、組み込みエンジニア特有の難しさ、苦しさがあります。

完成した製品ていうのは当たり前に動いていますが、

その中身って実はいろんな状態が遷移して、

ハードとソフトの組み合わせで成り立っているもの。

モータ1つ動かすだけでも、マイコンソフトで複雑に制御してるって周りはしらない

例えば、モーターを動かす

とだけ言ったって、ミニ四駆のモータみたいに乾電池を入れれば動くようなモータだけではありません。

マイコン制御が必要なモータは、

マイコンからシリアル通信で、

専用のモータドライバICの設定を行って、

マイコンからPWM信号を出力して制御する。

とか、そういうところもケアしないといけません。

モータに電圧を掛けるって、一言でいっても、

モータの駆動パタンに従って、正しいタイミングでPWMパタンを入力しないと、

モータが正しく動きかないとか。

動かないだけならまだしも、ボードから煙が出たりすることも日常茶飯事。

で、なぜハードウェアが壊れたのか?

って、解析を1つずつ行って原因究明をしないと次に進めない。

このような地味な作業を平気でできるかどうか?

ここが、組み込みエンジニアとして、仕事が楽しい、面白いと思えるか?

逆に、苦しい、つまらないと思ってしまうか?

の境界になるのではないでしょうか。

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組み込みエンジニアは、10年やれば面白くなってくる

私は何とか粘って、コツコツと20年やってきました。

最初の10年はまあ、面白くなかったですね。

あまりにも知らないことが多すぎて、苦しい気持ちの方が強かった。

でも、10年くらい経験積むと、

だんだんと組み込み系の面白さが分かってくるようになりました。

ハードもそこそこ、ソフトもそこそこ、両方とも理解ができるころに、

組み込みエンジニアの面白さが分かってくると思います。

実は組み込みエンジニアって、40代、50代の時に一番面白さを見いだせる仕事なのかもしれません。

P.S

組み込みシステムの理解を深める一番の早道は、

とっとと開発現場にでることです。

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ソフトができて、ハードもそこそこ分かるっていう人になれば、

仕事の幅が広がります。言い方を変えると、今の職場環境を変えたいなと思っても、

比較的転職しやすくなります。

では、組み込み系、電子、電気系のエンジニアの求人は、具体的にどんな人材が求められているのか?

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