Aterm WG1200HP4 を使っているとのことなので、それに関連する メッシュ機能 と CNV(コンバータ)モード の違いと、どちらが高速通信に向いているか、調べた内容です。
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1. メッシュ機能とは?
メッシュ機能(Wi-Fi Mesh)は、複数のWi-Fiルーター(メッシュノード)が相互に接続され、広範囲をカバーするネットワークを構築する機能です。
特徴:
- 複数のメッシュ対応ルーター を使用し、一つのSSID(ネットワーク名)で接続できる。
- 端末が自動で最適なルーター(ノード)を選び、スムーズに通信を切り替えられる(ローミング)。
- 親機・子機ともにメッシュ対応機器が必要(Aterm WG1200HP4はメッシュ対応していないため、使用できない)。
メリット
✅ シームレスな接続が可能
✅ 1つのSSIDで統一される
✅ 途切れにくく、安定した通信
デメリット
❌ メッシュ対応ルーターが必要(WG1200HP4は対応していない)
❌ 追加機器が必要になる場合がある
2. CNV(コンバータ)モードとは?
WG1200HP4には、CNV(コンバータ)モード があります。これは、既存のWi-Fiネットワークを受信し、LANポート経由で有線接続できる機能です。
特徴:
- WG1200HP4を親機としてではなく、**子機(Wi-Fiコンバータ)**として動作させる。
- 例えば、親機が1階にあり、2階で有線LAN接続したい場合、WG1200HP4をWi-Fiコンバータとして使うことで、2階に有線LANを延長できる。
- 親機との接続はWi-Fi なので、通信速度は親機のWi-Fi性能と電波状況に依存する。
メリット
✅ 有線LANポートがない機器でも有線接続が可能(例:デスクトップPC、ゲーム機)
✅ ルーター機能をオフにできるので、既存のWi-Fi環境に影響を与えない
デメリット
❌ 無線での中継ではなく、有線LANの延長がメインの目的(中継機能とは異なる)
❌ Wi-Fi接続のため、親機の電波状況次第で速度が低下する
3. どちらが高速通信できるか?
Aterm WG1200HP4 ではメッシュ機能が使えない ため、比較としては以下のようになります。
モード | 高速通信の可能性 | 速度低下の原因 |
---|---|---|
メッシュ(WG1200HP4は非対応) | ◯(対応機種なら速い) | メッシュノード間の通信オーバーヘッド |
CNVモード(WG1200HP4対応) | △(親機のWi-Fi次第) | 親機との距離、Wi-Fi干渉 |
結論
- メッシュ機能は高速かつ安定しやすいが、WG1200HP4は非対応。
- CNVモードは有線LANが必要な機器に便利だが、Wi-Fi経由なので速度は親機次第。
- 高速通信を重視するなら、有線LAN接続かメッシュ対応ルーターを導入するのがベスト。
もし広範囲で高速なWi-Fi環境を作りたい場合、メッシュWi-Fi対応ルーターに買い替えるのがおすすめです。WG1200HP4を中継的に使うなら、CNVモードではなく中継機モード(リピーター)を使うほうがまだ効果的でしょう。