秀和システムが出版している 「Visual C# 2019逆引き大全500の極意」
をもとに、1から順番にサンプルソースコードを試しながら動かしています。
今回は、ページ37、Tips10のサンプルソースコードに書いてあったコード
Environment.NewLine
このプロパティを入れるとの入れないのでは、どのような動きの違いがあるのか?
試してみた結果のメモ書きです。
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Environment.NewLineを入れると改行が入る
まず、Environment.NewLineが入ったサンプルソースコードそのままの状態で実行した結果です。
private void Button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
//オブジェクト「textBox2」にオブジェクト「textBox1」の
//文字列と改行記号を追加する(引数のあるメソッド)
textBox2.AppendText(textBox1.Text + Environment.NewLine);
}
参照元:秀和システム 「Visual C# 2019逆引き大全500の極意」ページ37
結果:
button1を押してテキスト入力したあとに、改行コードが自動的に入りました。
一方で、Environment .NewLine を削除してテキストボックスに表示した場合を試してみます。
button1を押した後、改行コードが入力されていません。
そのため、もう1回button1を押した時に改行されず、前回の文字列の続きでそのまま文字が表示されるようになりました。
このような違いがあるということ。
まとめ
Environment.NewLine は改行が入る。
このプロパティを記述しないからといって、テキストボックスの表示に何か致命的な問題が発生するかと言うとそうではない。
詳細は下記にも書いてある。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/system.environment.newline?view=netcore-3.1