エンベデッドスペシャリストを受験する意味はあるのか?基礎的な知識を幅広く身に着けておくため

情報処理技術者試験のエンベデッドスペシャリストを受験する意味はあるのか?

私はこれまで、約20年間、組込みシステムのエンジニアをやってきました。

特に組み込みシステムに関する資格も持ってなく、

会社の中では、ソフトウェア(ファームウェア)の開発をやってきました。

(ボードやハードウェアに関する内容も)

持っている資格というと、基本情報処理技術者試験のみ。それも、15年以上前に取得したもの。

でも、エンジニアとしてのキャリアが20年近く経った今、

エンベデッドスペシャリストの資格の試験勉強をすることにしました。

巷では、業務では直接役に立たないと言う人も多い資格なのに、なぜ今受験するのか?

それは、

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エンベデッドスペシャリストの試験勉強の過程に意味があると思うため

エンベデッドスペシャリストの資格の試験を受けることに決めた理由はひとつ。

それは、勉強する過程で、

基礎的な知識を幅広く身につけておきたい

というのが理由です。

もちろん、試験を受けた結果、合格するのも目標です。

ただし、試験合格のテクニック的なものにこだわるつもりはありません。資格を取ったからと言って、別に業務に直接役に立つわけでもないと考えるし、

会社の給料UPにつながるわけではないからです。

何も、不合格であることの言い訳にしたいわけではありません。

私は、文系学部出身。新卒で就職した会社で、たまたま配属されたのが、組み込みシステムの開発部門。

キャリア約20年。40歳を超えて、今、痛烈に思うことが、

「工学的、理工学的な基礎知識が圧倒的に足りていない」

ということです。

実務に役に立つ知識やノウハウ、そして交渉事というのは、会社の業務を通じて自然と身についてきます。

それらは、長時間労働をすることによって、自分の能力のなさをカバーすることはできます。

組み込み系の基礎的な知識は実務だけでは身につかないことも多い

一方で、学術的と言うか、幅広い基本的なベースとなるような知識というのは、業務だけをやっていては身につきません。

やはり、実務だけでは、学校のお勉強的な知識は断片的にしか身につかないんですね。

今後もずっとエンジニア(組み込みシステム)の業務をするにあたって、

やはり基礎的な知識があったほうが圧倒的に有利と思っています。

仕事をしていて楽しいはずだし。

工学系の大学院を卒業してきた社員は、その基礎的な知識が豊富にある人が多いです。

そういう人が話してる内容が、時々さっぱり分からないことがあります。

やはり、大学で工学系、情報系の学部を卒業した人と、私のように文系学部を卒業した人との差は大きい。

40代になって、学生の時に勉強してこなかったツケが回ってきたと感じています。

そういう意味で、

エンベデッドスペシャリストの資格試験を勉強し、今後、受験することにしました。

もちろん、一発合格目指しますが、難易度は高い試験。

受験者数4800人に対し、合格率はたったの16%。

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まとめ:エンベデットスペシャリストの学習開始

合格出来ることも重要だけれども、その勉強の過程で、組み込みシステムに関する机上の基礎知識を身に着けるきっかけにすることがもっと大事。

勉強方法は、過去問を解いたり、実際に合格した人がお勧めしている教材を買って勉強していく。この勉強の過程、そして将来的には合格記も本ブログに書いていきたいと思っている。

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ソフトができて、ハードもそこそこ分かるっていう人になれば、

仕事の幅が広がります。言い方を変えると、今の職場環境を変えたいなと思っても、

比較的転職しやすくなります。

では、組み込み系、電子、電気系のエンジニアの求人は、具体的にどんな人材が求められているのか?

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