最近やたら、
「サラリーマンを辞めて副業のブログで起業」
「会社に縛られた社畜の人生を辞めて、自由に好きな時間に働けるブログで独立しよう」
といった謳い文句で、ブログ起業のコンサル生を集めているようなツイートやブログ記事の誘導が多い気がします。
サラリーマンから Blogger へ転向するということは、一般的には
まずサラリーマンをしながら副業ブログを始めて、
その副業のブログが稼げるようになったら(食えるようになったら)会社を辞める
というストーリーで誘導されています。
スポンサーリンク
さて、副業ブログで月にいくらぐらい(月収)稼げたら会社を辞めて独立するのが一般的なのか?
その目安はどうなのか?
と検索した方へ向けて、一冊の本を強くオススメしたいのでこの記事を書きました。
その本とは、「転職と副業のかけ算」という書籍(画像をタップするとアマゾンのサイトに移動します)↓
安易に会社を辞めてしまう前に、この本は絶対に読んでおくべきです。
副業ブログでどれだけ稼いでもサラリーマン(会社)はやめないこと
冒頭で紹介した「転職と副業のかけ算」の著者の方は、ネット上では「moto」さんというニックネームで活動されている方です。
現役のサラリーマン。
サラリーマンでありながら副業だけで年収何千万と稼いでいる方です。
会社員でもあり、起業家と言える方です。
その方は、ブログで情報発信をして収益化につなげる活動をされています。
その方のコメントを聞いたら、副業でたかだか、月に数十万円稼げるようになったからといって、会社を辞めるなんて危険すぎる。
と思うはずです。
ブログだけで独立することは、社会との接点や自分へのインプットの機会も大きく減ります。
インプットが減っていくと最終的に自分の人生をコンテンツにするしかなくなり、
日々の生活を切り出す形で自転車操業をするしかなくなってしまいます。
「転職と副業のかけ算」224ページの引用
会社にを止めてブログで独立するリスクについて、このたった数行で納得できるのではないでしょうか。
月収何百万円、年収何千万と継続して稼いでる方がそのように言っているます。
よく
「副業でいくらくらい稼げるようになったら会社員を辞めて独立してもいいのか?」
といった疑問について、
多くのコンサルタント(起業家養成員?)が言うのが、
「今、会社で貰っている月収と同じ位稼げるようになれば、会社を辞めて独立しても良いのではないか」
という意見です。
そうなのかもしれませんが、注意すべきことは、
それは自分の商品を持って、起業した人の話。
ブログでコンテンツを作って、広告収入やアフィリエイトなどで収益をあげているだけの人が、鵜呑みにしない方がよいでしょう。
本記事で紹介したmotoさん著書を読むとこのように考えることができます。
ブログやツイッターなどを使って、コンテンツで収益を上げている人にとって、
会社を辞めてしまうとアウトプットするためのインプットする情報が遮断されてしまう。
そのため、人の価値となるコンテンツを生み出すことができない恐れがある。
会社を辞めて、いくら時間に余裕が出来ても、人の為になるような情報のインプットがなければ、人の価値となるアウトプットができないことになってしまう。
副業ブログでいくら稼げた状態であっても会社には辞めるべきではないとmotoさんは考えておられます。
もちろん、今働いてる会社がいわゆるブラック企業であった場合は辞めるべきだと思います。
- 毎日終電近くまで働かされたり、
- 土日含め休日がない職場で身体がボロボロ、
- 上司がクソで無茶な要求で精神が病んでしまいそうな状態
といった職場は、やめたほうが良いでしょう。
ただしその場合でも、他の会社に転職した上で副業としてのブロガーを続けていくのが良いのではないでしょうか。
ブログのネタ仕入れとして考えて会社員はずっと続けていく決意が出来た
本書を読んで、少なくとも私には迷いがなくなりました。
(画像をタップするとアマゾンのサイトに移動します)↓
私自身もブログで、
会社で働いている仕事の内容や、
会社生活での悩みをテーマにしたブログ記事をいくつも書いています。
会社を辞めてしまうと確かに、深みのあるコンテンツのブログ記事を書けなくなる恐れがあります。
- サラリーマンとして苦労して得たことをネタにする
- 仮に会社を辞めて転職しても、それ自体をブログ記事のネタに出来る
確かに、会社員を辞めてしまったら、こんなコンテンツ作れませんからね。
副業での収入がたとえ、月に1万や2万しかなかったとしても、それだけでも大きな精神的な余裕が生まれます。
「俺は、今の会社以外でも稼ぐことは出来る人間なんだし、今の会社が嫌だったら、すぐに転職すればいいや」
と気軽にサラリーマン人生を考えることができるようになります。
本書のタイトルは、「転職と副業のかけ算」ですが、
私的には、
「サラリーマンと副業のかけ算」
といった考え方で、精神的に楽になりました。
P.S
最後に、motoさんの書籍で私が記録しておきたいポイントを書きに引用させていただきます。
191ページ
サラリーマンは本業で様々な苦労をして多くの知見を持つ存在です。
同じような苦労に悩み解決策を求めているサラリーマンは世の中に数多くいます。
サラリーマンの経験には多くの需要と供給が潜んでいるのです
別の引用
大事なのは記事の数ではなく、自分の経験を出し惜しみすることなく発信し、人の役に立つ内容を産むこと
初期の Twitterでアクセスを増やす手段のアドバイス↓
同じ意見を発信してる人のツイートに「引用リツイート」という形でコメントして発信する方法によって、自分のツイートが拡散される可能性が高まる
(画像をタップするとアマゾンのサイトに移動します)↓