会社は楽しいですか?
仕事にやりがいがありますか?
そう問われた時、
「私はこの会社の仕事が天職だと思う」
「最高の職場だ。やりがいがあるし、ずっとこの会社で勤めたい」
という人は少数派なのではないでしょうか。
何かしら誰でも
- 会社に対して、
- 上司に対して
- 周りの同僚対して、
不満があるものです。
でも、それはお門違い。
しょせん、雇用されている身分の会社員が、
会社が悪い、
上司がクソ、
とか思っても、
「こんな職場だから、私のパフォーマンスが出ない」
といった不満は全くの勘違いという話です。
18年間、1つの会社の社員として所属してきた私が、
「そうそう、全くもってそう思う」
と共感した書籍を引用しつつ、お話します。
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目次
そもそも、その会社に社員として入ったのは誰なの?を考えたらすぐに分かる
この話は、
「このまま今の会社にいていいのか? と一度でも思ったら読む転職の思考法」
という本からの引用から始めます
組織に入ると給与は当たり前のようにもらえるものと勘違いする。
そして、大きな会社にいる人間ほど実力以上の給与をもらっていることが多い。
その中の多くの人間は会社が潰れそうになったり、不満があると、
すぐに社長や上の人間のせいにする。
だがな、勘違いするんじゃない。
君が乗ってる船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。
他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら文句を言うのは筋違いなんだよ
76ページの引用:
これが理由です。
そもそも、会社に対して不満を持っていても、文句言う権利は社員側にありません。
そもそも他の人が作った組織に自分から入っておきながら文句を言うというのは大きな間違い。
言われてみればそうですね。
文句があるなら自分が会社を出て行け
という話です。
会社はしょせん、あとから入社した社員のものではありません。
思い通りにならなくて当然。
雇われの身である社員が会社からコントロールされるのは当たり前。
もう1ついうと、
会社に対して、会社の仕事に対して不満をたらたら言うのが間違っているというより、
それは時間の無駄。
なぜなら、一社員なんかが変えようがないものを変えようとしているから。
仕事・会社に不満があるなら、どうすべきか?
現状打破するための答えとして、先の書籍に答えが書いてあります。
それが、
自分自身でお金を稼ぐ力を身につけること
これが解決方法です。
「なんで仕事をするのか?」
って考えれば分かります。
仕事って、お金を稼ぐのが目的じゃないですか?
やりがいとか、生きがいとか、そんなふんわりとしたきれいごとなんて言いません。そういうのは、自分では使えきれないほどたんまりとお金を稼ぐ人の言葉です。
会社の仕事にタラタラと不満を漏らして、くすぶっているような人にとって、
仕事って、お金を稼ぐためにやってるんでしょう。
で、話を戻して、
自分で稼ぐ力を身につければ、別にその特定の組織(会社)に所属して給料を貰わなくていいということになります。
自分で稼げるんですから独立するのもあり。
独立までする勇気がなかったり、自分自身で独立して稼ぐことができなければ、
自分に合った会社に転職することも比較的容易に出来るはず。
だって、稼げる人=会社にお金をもたらすことが出来る人、だったら採用してくれる会社はあるはず。
でもやっぱり、会社を飛び出して新しい仕事をする勇気もないという場合は、どう考えるのがよいか?
「会社に対する不満の原因は自分にある」と考える方が自然
変えられないものを変えようとするのは不可能です。
時間の無駄です。
もし、転職をせず、独立もせず、今の職場に残ると決めたのならば、
自分が会社に対して不満を抱き、ストレスをためない方法を見つける必要があります。
そのためには、不満の原因を見つける必要があります。
「なぜ、会社に対して不満に思っているのか?」
を分析します。
そして、そのあとが重要。
不満の原因は、全て自分自身の責任
と考えるのです。
自分が原因なので、自分で解決出来る
そう考えるのです。
例えば、
- そもそも、この会社を選んだのは自分でしょう?
→自分が希望して入った会社なんだから、その時点で自分の責任。
誰も自分に「その会社でお願いだから働いてください」と頼まれた訳じゃない。ヘッドハンティングされた訳じゃないんだから。
他には、
- 給料が低い。満足いく給料がもらえない?あと100万円年収が欲しいだと??
→年収100万円アップ出来るだけの利益を会社にもたらしたの?を考えてからいうセリフ。
会社に対して利益を与えたのに給料・ボーナスで見返りがないのであれば、転職すればよいだけ。だって、会社に利益をもたらすことが出来る人材なら、転職も簡単なはず。
転職する勇気がないんだったら、じゃあ、会社に文句いうなって話です。
他には、
- 上司に対して不満があるのはなぜか?
→自分の主張、考え方が正しくて、相手の上司が悪いと思ってるのでは?
そして、上司の考えを変えようとしていない?
変えられないものを変えようとするから不満がたまる。上司の考えや性格なんて変えられる訳ないんだから、不満に思うだけ時間のムダにしかならない。
と、こんな感じで考えていくと、結局、不満の原因は自分自身であることに気が付きます。
感情的になっていきなり会社を辞めるとか、転職するとか、というのは早まり過ぎ。
自分に非がないかを振り返ることから始めるのがよいです。
でもやっぱり、どう考えても会社が悪いと思う場合
一方、やっぱりどう考えても会社の運営がヒド過ぎる。ということもあるでしょう。いわゆるブラックな会社。
ブラック企業の定義が明確にある訳ではないけれども、自分以外の他の社員の離職率が半端なく多いといったことで判断できると思います。
そういった場合は、会社を辞めて転職も視野に、じっくり検討をした方がよいでしょう。
そんな時でも、いきなり早まって転職活動をはじめちゃうのではなく、まずは、
自分の市場価値を知る
ことから始めるのがよいと思います。
市場価値がないのにむやみに転職活動しても、どつぼにはまる可能性大。
私も市場価値診断をやってみました。
そのときの記録を取っておきましたので、市場価値診断がどんなものかは、下記を見てみてください↓
ミイダスの市場価値診断をやってみた!設問内容や登録手順と結果を公開