NTCサーミスタとPTCサーミスタの違いは?特性や用途別に整理

NTCサーミスタとPTCサーミスタは、サーミスタの2つの主要なタイプであり、それぞれ異なる特性と用途を持っています。以下に、NTCサーミスタとPTCサーミスタの主な違いを示します。

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NTCサーミスタとPTCサーミスタの違い

NTC (Negative Temperature Coefficient) サーミスタ:

特性: NTCサーミスタの抵抗値は、温度が上昇すると減少します。
用途: 一般的に、温度センシングや過熱保護などの用途に使用されます。
構造: セラミック材料(酸化金属)を主体として作られています。
温度範囲: 広い温度範囲で使用されることが多い。

PTC (Positive Temperature Coefficient) サーミスタ:

特性: PTCサーミスタの抵抗値は、温度が上昇すると増加します。
用途: 過電流保護(リセッタブルヒューズとして)やヒーター要素としての使用が一般的です。
構造: 通常、バリスター(酸化バリウムタイタン酸塩)のような特殊なセラミック材料で作られています。
温度範囲: 特定の温度で抵抗が急激に変化する特性があるため、その範囲での使用が推奨されます。

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まとめ:

NTCサーミスタとPTCサーミスタは、抵抗値が温度変化に応じてどのように変化するかという点で根本的に異なっています。NTCは温度が上昇すると抵抗が減少し、PTCは温度が上昇すると抵抗が増加します。これらの特性により、それぞれ異なるアプリケーションで利用されることが多いです。選択する際は、用途や必要な特性に合わせて適切なタイプを選ぶことが重要です。

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