モータドライバICのことを調べていたら、
いろんなメーカーからいろんな種類のICが出ていることを知りました。
各社、型名別に特徴が違うモータドライバICをどう選べばいいのか?
選定方法がわからないなーっと思っていました。
その解決方法の1つとして、
そもそも、モータドライバ ICの中の動きってどうなっているのか?
そこから理解しなきゃいけないと思い、
モータドライバIC、ゲートドライバについて分かりやすい解説がないかを調べました。
その結果、非常にわかりやすい解説をしてくれている専門家の方が、稲葉保さん。
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ゲートドライバ(モータドライバIC)の内部回路の解説を知るなら
ゲートドライバについて、稲葉保さんの記事が、
CQ出版のトランジスタ技術2006年11月号と12月号に載っています。
トラ技の冒頭箇所だけはネットに公開されています。
- ゲートドライバは、ゲートを力強く駆動する
- ゲートドライバに入っているレベルシフタは、PWMの基準電位(0V)をハイサイドの基準電位に変換するため
など、ゲートドライバの役割がわかりやすく説明してあります。
参照、トランジスタ技術2006年11月号:https://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2006/11/p229-230.pdf
12月号は、ハイサイドゲートドライバに特化した記事。
- ゲートドライバは、ブートストラップ(チャージポンプ)と呼ばれる電気的に絶縁された電源(フローティング電源)で駆動
- ゲートドライバは、MOSFETのゲートを完全にONさせるために、VDD より10V程度高い電圧を出力する必要あり
といった内容が書かれています。
参照、トランジスタ技術2006年12月号:
https://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2006/12/p234-235.pdf
上記、トラ技の2ページ分だけが公開されているのですが、
そこだけ読んでも非常にわかりやすいなーっていうのが感想です。
私は電子回路に弱いのですが、そんな私でも、文章を順番に上から読んでいくと、なんとなくわかりました。(いや、わかった気になっているのかも)
とにかく、稲葉さんの文章が分かりやすい。
稲葉保さんのMOSFETの動きと仕組みについて解説してある本も購入
稲葉さんの専門書を読んだら、
モータドライバ IC、ゲートドライバ、MOSFETなど、
このあたりの理解が深まるのではないかと思い、稲葉保さんの本を調べてみました。
そうしたら、何冊も稲葉さんは出版されているいるし、業界で有名な方なんですね。
特に、MOSFETの動きの基本を学習するのに適していると思われる本が、
同じくCQ 出版から出ている
「パワー MOS FET 活用の基礎と実際 実験で学ぶ高速パワースイッチングのノウハウ」
2004年に出版された本ですが 、MOS FET の構成を中身を知るには出版年度が少々古くて関係ありません。
Amazon のレビュー評価も非常に良いです。
私は即効で、上記の本をAmazonで注文しました。
私の方で本書を学習したら、別の記事で取り上げる予定です。
モータードライバIC、 ゲートドライバ、MOSFET。
このあたりの基礎から学びたい方は、稲場保さんの書籍や記事で学習するのがよいと感じたので、本記事で紹介させていただきました。
P.S
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