お金のために働くのが悪いのか?
- 自分は何をしてお金を稼いでいこうか
- 自分は何をして生きていけばいいのか
- そもそも、何がしたいのか
などなど、迷走する時がありませんか?
私の場合だと、
仕事が忙しすぎたり、
嫌な仕事を抱え込んで、
心が病んでしまいそうな気持ちになった時にふとそう考えることがあります。
そんな時、ただ単に、会社を辞めようか、会社を転職しようか?
というのは誰しもが思いつく手段です。
でもそれって、何も考えずに行動しても根本解決にならないでしょう。
そもそも、
- 働くことの意味
- 2020年以降、どのような社会になっていくのか?
- だから、どのように考えて生きていくのが楽なのか?
を考えさせられる本がありましたので、紹介させて頂きます。
それが堀江貴文さん(ホリエモンさん)が書いた
「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」
という本です
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以下は、本書で私が非常に重要だなと思った箇所についてのメモです。
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仕事とお金について考える時、堀江貴文さん「これからを稼ごう」の後半が非常に参考に
この本を私が手に取った理由は、
仮想通貨、ビットコインの取引を面白そうだからやってみようかなと思ったことがきっかけ。
仮想通貨の取引のためにDMMビットコインに申し込みをしました。
単純に、仮想通貨とは何か?
どんなものか?
の導入として勉強しようと思って読んだ本です。
でも実はこの本、仮想通貨のとは何かだけにとどまらず、今後の世界の動きについて深く言及された内容でした。
仮想通貨自体に興味のない方は、本書の後半だけを読むだけでも十分に購入する価値ありです。
まずはメルカリについての話、
ここがとても重要で、このポイントとはもともといらないものを売ってできたあぶく銭なのだ
185ページ引用
メルカリの仕組みの重要なポイントは、
「いらないもの。不要品、ただのゴミと思われるものを所有者である個人がキャッシュに変換できること」
従来の会社で働く以外で、自分が持っているもので価値を生み出せる、現金に変換できるということ。
昔からも、路上でのフリーマーケットはあって、同じような商売はありました。でも、メルカリの登場によって、
「誰でも、どこに住んでいても、手持ちの資源でお金を稼ぐことが可能になった」
会社での労働以外でもお金を稼ぐ方法の例として、今後の稼ぎ方の考え方のヒントになります。
次は、206ページの引用。
これまでの歴史では、働く対価としてお金は機能してきた。
間違ってはいないのだけれど正しいわけでもない。
お金の対価を求めて働き続けたせいで、お金のために働かないと生活できない。幸せになれない。
という間違った誤った常識が固定化してしまった。
206ページ引用
会社で一生懸命働く、
労働することでしかお金を稼げない
と凝り固まった考えをしていかない方がいいということ。
実際にそういう世の中になっていくのもあるけれども、
個人の考えとして、
「必ずしも会社に雇われて労働するだけが金儲けの方法ではない」
と考えられると、精神的な安定につながります。
次は、190ページの引用
社会にとって役に立たないことをどんどんやった方がいいと思う。
社会にとって役立つことは機械に置き換えられるからだ
190ページ 引用
ここ最近、AI、AI と言っていますが、ここがAIの出現によって変わるところ。
AIによって仕事が奪われるんじゃなくて、
「人間は社会に役立つことをやらなくてもよくなってきた」
という考えです。
で、本書の最後の方に、今後、世界はどういう社会になっていくのか一言で表したコメント
社会は今、急速に評価経済社会に舵を切っている。
お金にできない評価を多く集めた人が残っていく。
お金より信用稼ぎだ
218ページ 引用
決して、お金の価値がなくなる訳ではなく、
人からの信用を集めた人が最終的にお金にも恵まれる、困らない
と解釈できました。
「信用社会」については、キングコングの西野さんも話されていて、西野さんの本も非常に理解しやすく書かれています↓
お金換算で物事を考えがちな人ほど、モテない属性に固定される
221ページ 引用
金、金と追いかける人の運命。
覚えておきたいと思って、メモしておきました。
その他:「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」でメモした箇所
会社員として働く人が覚えておきたいメッセージ
サラリーマンの人事評価は基本的に減点主義のため、失敗したら評価が下がる。
逆に事業化に成功してもキャピタルゲインもないし、給料がほんのちょっと上がるくらいならば、上司が納得する範囲で無理なく事故がないようやっている。
アリバイを作るサラリーマンが自分の地位を脅かすようなリスクを取るわけがないのだ
145ページ引用
私は、18年間会社勤めしかしてきていないので、気が付きませんでした。
確かに言われてみればそうでした。
今の会社の同僚を見渡すと、リスクを取る人はいないなと。そして、例がなく私自身も。
かたくなに現金払いにこだわる理由なんて、僕には経営者の脱税目的ぐらいしか思いつかない
158ページ 引用
やっぱりそうだったのかと。
日本で飲食店に入った場合、
「クレジットカードは使えないです。現金しか使えないです」
と言われる店舗が多いです。
それが例え、大手のチェーン店であっても。
この前、幸楽苑という全国展開しているラーメン屋に行ったのですが、そのような大手飲食ッチェーンでさえ、クレジットカードが使えませんでした。
幸楽苑のような大手チェーンが税金をごまかしなんてしていないとは思いますが、
怪しいのは個人運営の店舗。売れた個数を少なく、売上を過少に申告して税金を少なくすることなんて簡単に出来るでしょう。
堀江さんも言ってますが、
私の妻の実家、韓国に行った時なんて、
小さな露店商でさえもクレジットカードは必ず使えます。
というより、韓国ではクレジットカードを店舗で使うように法律で義務付けられているからです。韓国では、商店が脱税をさせないようにしっかりと管理をしているからです。よっぽど韓国の方が平等な社会システムが出来ていると感じます。
まとめ
「お金のために働くのは何が悪い?」
についていうと、別に、全く悪いことではない。
でも、お金のためだけに仕事をしていると、
人から信用を得られない、人から評価がされない時代になりつつあるということは頭に入れておいた方がよさそうです。
- 信用を獲得する働きをする
- 自分が他人に貢献できることにフォーカスして働く
をやっていった方が、最終的にはお金にも恵まれるということを本書から学べました↓
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