シングルエンドとは?I2C・SCI・UARTと同じではない?違いを説明

目次

シングルエンドとI²C、SCI、UARTの違い

シングルエンドとは?

 

  • シングルエンドは信号伝送方式の一つであり、**1本の信号線と基準電位(グラウンド)**で構成される。
  • 信号の「高電位」または「低電位」に基づいて、データ(0または1)を表現します。
  • : UARTやSCI(シリアルコミュニケーションインターフェース)はシングルエンド伝送を利用することが一般的。

 

I²C、SCI、UARTとは?

これらは通信プロトコルやインターフェース仕様であり、シングルエンド伝送を使用する場合もあれば、そうでない場合もあります。

  1. I²C(Inter-Integrated Circuit)
    • 特徴:
      • **2本のシングルエンド信号線(SDA, SCL)**を使用。
      • マスター-スレーブ型の同期式通信。
      • プルアップ抵抗が必要。
    • シングルエンドと異なる点:
      • 2本の信号線を使うが、片方(SDA)がデータ線として使われるため、厳密には「シングルエンド伝送に基づいたプロトコル」ともいえる。
  2. SCI(Serial Communication Interface)
    • 特徴:
      • シングルエンド信号を使用する一般的なシリアル通信方式。
      • フルデュプレックス通信(送信線と受信線が独立している)。
    • シングルエンドとの関連性:
      • 物理的にはシングルエンド伝送であり、直接的な対応があります。
  3. UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)
    • 特徴:
      • 非同期シリアル通信方式。
      • Tx(送信)とRx(受信)の2本のシングルエンド信号線を使用。
    • シングルエンドとの関連性:
      • シングルエンド伝送そのもので動作します。

違いのまとめ

項目 シングルエンド I²C SCI UART
定義 信号線1本+基準電位での伝送方式 同期式通信プロトコル シリアル通信インターフェース シリアル通信プロトコル
信号構成 1本の信号線(例: TxやRx) SDA, SCLの2本 Tx(送信)、Rx(受信) Tx(送信)、Rx(受信)
同期方式 伝送方式そのものには同期/非同期の区別なし 同期式 同期式 非同期式
特徴 伝送方式(通信プロトコルとは別) 通信プロトコル、同期式 通信仕様、フルデュプレックス通信可能 通信プロトコル、非同期式

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まとめ: シングルエンドとプロトコルの関係

  • シングルエンドは伝送方式であり、I²C、SCI、UARTはそれを利用する通信プロトコルやインターフェースです。
  • I²Cは2本の信号線を使いますが、SDAとSCLが独立しているため、部分的にシングルエンドの概念に近いです。
  • SCIやUARTは、シングルエンド伝送をそのまま使用します。

シングルエンドを基盤としてプロトコルが設計されているため、これらは完全に別物ではなく、相互に関連しています。ただし、シングルエンドそのものは通信仕様やプロトコルに依存しない、もっと基本的な電気的伝送方式です。

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